

騒音環境下でも、安全で快適に。
聴覚保護・状況認識・コミュニケーション機能が備わった
次世代ヘッドセット"CLEAR360" は、
聴力損失のリスクを軽減し、労働者の健康を守ります。
CLEAR360は、高音質サウンドと最先端の聴覚保護技術を融合した産業用ヘッドセットです。
高騒音環境下でも騒音を抑えながら周囲の音声を聞き取ることができます。
またデバイス(スマートフォンや無線)に繋ぐことで、さらにクリアなコミュニケーションを可能にし、
安全で快適な作業環境を実現します。
開発ストーリー
①状況認識欠如による安全性の低下。
②騒音環境下でのコミュニケーションの取りずらさ。
③高騒音から聴覚を保護することの難しさ。
具体的な例として、鉄道作業員が耳栓やイヤーマフなどを装着して作業していたところ、列車が近づいていることを認識できず轢かれて死亡するという悲惨な事故が多発していました。そこで、医師、音響エンジニア、安全専門家からなるCLEAR360のチームが、360°の高度な状況認識、クリアで正確なコミュニケーション、高騒音環境での聴覚保護を提供する次世代の産業用ヘッドセット CLEAR360を共同開発しました。
聴覚保護と状況認識 両立の重要性
①騒音を抑えながら、必要な音を聞き取る。
CLEAR360は、85db以上の聴覚に危険な騒音はカットしつつ、必要な音は聞こえるように調整する独自技術を搭載。
例えば、エンジン音や機械の騒音を低減しながら、作業員同士の会話や警報音は明瞭に聞こえるため、作業の安全性が向上します。
②作業環境や用途に応じて、周囲の音の聞こえ方を調整する。
CLEAR360は使用者が周囲の環境音量を決めることができます。例えば、騒音下で作業する時は周囲の取込み音量を下げ、対面で話す場合や騒音が少ない場合は取り込み音量を上げるなど調節が可能です。従来の聴覚保護具のように、コミュニケーションを取るために、聴覚保護具を取り外したり、静かな場所に移動するなどの手間と時間を省くことができます。
③世界的な安全基準にも対応。
欧米では、「聴覚保護具は状況認識機能付きが望ましい」 という流れが広がっています。
・OSHA(米国労働安全衛生局) では、作業者の聴覚を守るだけでなく、状況認識の重要性が指摘されています。
・EUの産業規格 でも、「安全な作業環境の確保には、状況認識機能のある聴覚保護具が有効」とされています。
日本ではまだ認知が低いですが、今後のスタンダードとなる可能性が高い技術です。



85dbは「騒音障害防止のためのガイドライン」でも難聴予防のために、これ以上になる場合は聴覚保護具を装着することが定められている数値です。ただ、85dbはそもそもうるさい環境下であるということを認識する必要があります。(図参照)










①電波干渉の影響を受けにくく、騒音が激しい環境でも安定した音質を提供。
②音声の途切れや遅延が少ない。
③耐久性の高いケブラー繊維強化ケーブルを採用しているため、引っ掛けや摩耗に強く、断線のリスクを大幅に減少。万が一、ケーブルが何かに引っ掛かった場合も、必要以上の力がかかるとイヤホンが自然に耳から外れる設計となっており、使用者を保護します。
④装着時の安定感を保ち、イヤフォン部分の紛失や落下の心配がありません。
使用事例
・空港での作業時
・工事現場
・建設現場
・船舶、鉄道
・農作業時
・林業
・ドローン、マルチコプター操作時
・コンサート会場
・ジョギングなどスポーツ中
・アウトドアハンティング、射撃
・歯科で働く方々








導入事例 -お客様の声-
VOICE-1
Q1: CLEAR360を導入するに至った背景を教えてください。具体的な問題点は何でしたか?
当部門の作業現場は発電装置の試験エリアで、試験中には100dB以上の騒音が発生することもあります。
これまでは耳栓やイヤーマフを使用していましたが、最大の課題は、騒音環境下でのコミュニケーションが困難であることでした。高騒音下でも明確にコミュニケーションを取る方法を探していました。
Q2: 実際の使用環境はどのようなものですか?
使用環境は非常に騒がしいです。
特に、ヘルメットを装着しながらでも使える聴覚保護装置を求めていました。
従来のイヤーマフは会話の都度場所を移動したり、一時的に外してしまっていたりしたため、代替策を探していました。
Q3: 使用してみた感想は?良い点と改善点を教えてください。
CLEAR360PROを試してみたところ、これまでの課題が大幅に解決されました。
特に、高騒音環境下でもクリアなコミュニケーションが可能になり、作業効率が向上しました。
ただ、一点改善してほしいのはマイクの感度です。高騒音下ではやや大きな声を出さないとマイクが声を拾いにくいため、
マイクを口元に近づけるか、声だけをピックアップする機能の向上があれば、さらに使い勝手が良くなると思います。
株式会社 明電舎
回転機システムユニット 品質保証部 様
VOICE-2
Q1: CLEAR360を導入するに至った背景を教えてください。具体的な問題点は何でしたか?
導入した背景として、生産技術課の作業には故障対応や保全作業がありますが、共同作業は離れた場所でのやり取りが多く意思疎通が非常に大切です。しかし周辺の騒音が激しいと全く聞き取れないことが多い為、合図を間違えてしまうなどケガにつながる作業が多々あります。そこで周辺の騒音に関係なく確実な会話ができるCREAR360が必須と思い導入に至りました。
Q2: 実際の使用環境はどのようなものですか?
実際の使用環境は先にも述べた通り、周囲の騒音が激しい場所が多い工場です。瞬間的に100デシベルを軽く超える場所があるため耳栓が絶対的に必要な工場でもあります。ただ耳栓をしてしまうと、他の作業者とのコミュ二ケーションや会話もうまく聞き取れないときも多い為、お互い近づいて話す必要がある環境下です。
Q3: 使用してみた感想は?良い点と改善点を教えてください。
フィット感は慣れてしまうと問題なく直ぐに装着することが出来ます。またハンズフリーで電話の応対ができる為、手袋が必要な弊社に取って、電話の応対は手袋を外しタップして作業を中断して応対する必要がありましたが、そのような必要がなくなったので作業性もよくなり重宝しています。また、「Hey Siri」も使えて便利です。
改善点としては、首にかけて作業する為ずれ止めがあるといいかなと感じました。激しく動くと本体がいつの間にかずれていることがあります。
株式会社 クボタ
生産技術課 様
仕様

・突発音を制御
・防塵・防水(IP64)
・360度の状況認識とコミュニケーション
・Bluetooth5.0(2.4GHz )
・最大16時間のバッテリーと急速充電機能
・軽量(72g)
・科学的にも安全性が証明(NRR24/ANSI 衝撃騒音低減率の測定済)
・電源 DC3.7V(バッテリー)またはDC5V(アダプター)
・I/Oポート USBタイプC(充電のみ)
・バッテリー容量 400mAh
・専用ケース付
・5つのリスニングモード(どのモードでもBluetooth使用可能)
・音質改善アルゴリズム"BongioviDPS"を搭載
BongioviDPSとは、オーディオをリアルタイムでリマスタリングする特許取得済みのオーディオ処理アルゴリズムです。オーディオ機器の音響性能を最大限に引き出します。スピーカーの構造設計に依存しないため、アクチュエータスピーカと組み合わせることで、様々なものを高音質なスピーカシステムに変貌させることが可能です。
【付属品】
・本体ケース
・充電用ACアダプター、ケーブル
・耳栓部分:フォームチップ(大・中・小)、カバー付きウインドスクリーン(ブラック)、イヤーウィング
上記3つの付属品は予備が本体に付随していますので、自身で取り替え可能です。
別途アクセサリー類のみのご注文も承ります。

ご使用の前に、製品付属の「安全情報とクイックスタートガイド」および「取扱説明書」をご参照ください。
1年間
オープン価格(お問い合わせください。)








担当者より一言
聴覚保護具CLEAR360は、騒音環境下でも、1対1の通話はもちろん、TEAMSやLINEなどのアプリを利用することで、グループでのコミュニケーションもスムーズに行えるヘッドセットです。一度に2つのデバイスと接続可能で、使い勝手の良さも抜群です。製品のデザインは長時間の使用にも耐えうる快適さを考慮しており、最先端のBAL社独自の音響技術により自然な聞こえを実現し、職場の安全性を向上させます。これは従業員の健康を保護し、企業のCSR活動にも貢献する重要なアセットです。ぜひ現場でお試しいただき、この製品の凄さをご体感ください。CLEAR360は現在、ビジネス間(BtoB)での販売を行っております。価格は個数や為替の変動に応じます。お客様のニーズに合わせたカスタマイズされたお見積りを提供しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
販売・お問合せ
株式会社アルテックス
サウンドイノベーションチーム(担当:田中、大野、飯室)
TEL:03-5497-5331
MAIL:info@altexcorp.co.jp
株式会社アルテックスは、CLEAR 360製品 正規販売店に認定されています。