iQor Power Interface Module (ATCA)

synqor-1

SynQor
社の絶縁型DC-DCコンバータは、2ステージパワートポロジー(2 stage power topology)構造を採用した幅広い入力電圧に対応し、且つ高効率及び小型化を実現したユニットタイプのDC-DCコンバータです。従来、多くのDC-DCコンバータは、入力電圧比が2:1よりも幅広い入力電圧に対応する際は、効率が電圧比2:1ユニットより1025%も低くなり、サイズも大きくなることから商業化が困難でした。
しかし、SynQor社は一つのユニット内にレギュレーションステージ絶縁ステージを構成する2ステージパワートポロジー構造を開発したことで、幅広い入力電圧への対応と高効率を実現しながらもパッケージの小型化を可能にしました。

two-stage

※この2stage power topology)構造SynQorの特許です。(絶縁型に限る)

iQor Power Interface Module (ATCA)
ATCA 対応パワーインタフェースモジュール 

iQor



■基本性能
・マネージメント電源装備
   3.3V - 3.6A/5.0V - 150mA
・調整可能な50~95Vの出力保持コンデンサ電圧
・突入電流の制限
・EMIフィルタ内蔵
・出力保持用コンデンサ放電制御
・オプションI2Cインタフェースで下記を伝送可能
 入力電圧A及びB
 出力保持用コンデンサ電圧
 出力の電圧及び電流
 ユニット温度
 ヒューズ及びMOSFET故障
・入力電圧により異なるマネージメント電源の起動遅延


■製品概要
iQorパワーインタフェースモジュールは、1/4ブリックサイズでATCA (Advanced Telecommunications Computing Architecture)の電源入力フレームボードとして要求される全ての要素を集積しており、僅かな外部部品でATCAの全ての主要機能が実現できます。
SynQor社のBusQorもしくはPowerQorのような電力供給用DC-DCコンバータと共に使うことにより、ATCA仕様の基板をデザインするにあたり高電力密度ソリューションを提供します。
また、iQorは外部の出力保持用コンデンサを有効に機能させることができます。
上位機種ではオプションでI2Cインタフェースによる通信も可能です。

■構造
・業界標準のピン配列
・業界標準のユニットサイズ
    1/4ブリックサイズ: 37x59mm

■保護機能
・出力電流制限及び短絡保護
・出力過電圧保護
・過熱保護
・100V/1msトランジェント保護

■製品ラインナップ
  IQ65033QTA14 : 500W ATCA パワーインタフェースモジュール
  IQ65033QGA12 : 350W ATCA パワーインタフェースモジュール
  IQ65033QMA10 : 300W  ATCA パワーインタフェースモジュール


■内部ブロック図
iQor_block

■使用回路例
iQor_ig

本チラシはSynQorのプロダクトカタログを基に参考資料として制作しています。
※ 差異が生じた場合は、SynQorWEBサイトを優先とします。


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