RailQor DC-DC Converters

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SynQor
社の絶縁型DC-DCコンバータは、2ステージパワートポロジー(2 stage power topology)構造を採用した幅広い入力電圧に対応し、且つ高効率及び小型化を実現したユニットタイプのDC-DCコンバータです。従来、多くのDC-DCコンバータは、入力電圧比が2:1よりも幅広い入力電圧に対応する際は、効率が電圧比2:1ユニットより1025%も低くなり、サイズも大きくなることから商業化が困難でした。
しかし、SynQor社は一つのユニット内にレギュレーションステージ絶縁ステージを構成する2ステージパワートポロジー構造を開発したことで、幅広い入力電圧への対応と高効率を実現しながらもパッケージの小型化を可能にしました。

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※この2stage power topology)構造SynQorの特許です。(絶縁型に限る)

RailQor DC-DC Converters
鉄道市場向け絶縁型DC-DCコンバータ

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■保護機能
・低入力電圧保護
・出力電流制限及び短絡保護
・アクティブ逆バイアス保護
・出力過電圧保護
・過熱保護

■構造

・業界標準のピン配列
・フランジ型ベースプレート付製作可能
・業界標準のユニットサイズ
  1/2ブリック:63x61x13mm
  1/4ブリック:39x61x13mm

■安全性
RQ18
    基礎絶縁(EN60950-1), 入出力間絶縁:2250V, 30MΩ
RQ1B, RQ68, RQ72
    強化絶縁(EN60950-1), 入出力間絶縁:3000V, 100MΩ


■製品概要
RailQorシリーズは、ヨーロッパ鉄道規格EN50155に準拠し、鉄道向け製品(LED表示器、音響アンプ、安全監視装置、照明、通信システム)用に設計されおり、低出力時でも高効率を実現した同期整流器テクノロジーを用いたボードマウント式、絶縁型、固定スイッチング周波数を基本とする次世代のDC-DCコンバータです。
1/4ブリック 2550W Megaシリーズの発熱は極めて少なく、筐体内で周囲温度85℃までエアーフローなし、ヒートシンクなしの条件下でディレーティングせずに使用できます。
各コンバータには、多くの工業用途(ロボット、表示器、ファクトリーオートメーション、発電システム)や鉄道・輸送用途で見られる過酷な環境から保護するためのケース付です。

■基本性能
・高効率:定格出力時最大93% (機種により相違)
・入力電圧範囲:DC9V36V, DC42V110V,  DC12V155V, DC66V160V
1/4ブリック 2550W Megaシリーズは、周囲温度85℃までエアーフローなし、ヒートシンクなしの条件下でディレーティング不要
・入力電圧範囲は鉄道規格EN50155に完全適合
・ベースプレート温度-40100℃にてフル出力可能
・定格出力:最大500W(機種により相違)
・固定スイッチング周波数、低出力ノイズ
・最小負荷制限なし
・使用温度:-40℃~100 (ベースプレート)
・出力電圧セットポイント誤差:+/-1%
・出力リップル:定格出力電圧の1%未満
・負荷過渡応答:定格出力電圧の7%未満
・耐電圧:最大DC3000V (機種により相違)
・出力電圧調整機能付き(-20%+10%)


■製品ラインナップ
RailQor_lineup1

■製品形式構成
RailQor_lineup2
形式例: RQ72120QMC04NRS-G

本チラシはSynQorのプロダクトカタログを基に参考資料として制作しています。
※ 差異が生じた場合は、SynQorWEBサイトを優先とします。


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